2017年05月24日
元長銀頭取・大野木氏死去…粉飾決算で逆転無罪
旧日本長期信用銀行(現新生銀行)の頭取を務めた大野木克信(おおのぎ・かつのぶ)氏が10日、死去した。
80歳だった。告別式は近親者で済ませた。
大野木氏は東大農卒、1959年長銀入行。95年4月に不良債権問題が深刻化する中で頭取に就任した。98年9月に退任、翌月に長銀は経営破綻し、一時国有化された。
大野木氏は当時の副頭取らと共に、98年3月期に不良債権を少なく計上する粉飾決算をした疑いを持たれ、99年に旧商法違反(違法配当)などの罪で起訴された。1、2審では有罪判決を受けたが、2008年の最高裁判決で逆転無罪が確定した。
80歳だった。告別式は近親者で済ませた。
大野木氏は東大農卒、1959年長銀入行。95年4月に不良債権問題が深刻化する中で頭取に就任した。98年9月に退任、翌月に長銀は経営破綻し、一時国有化された。
大野木氏は当時の副頭取らと共に、98年3月期に不良債権を少なく計上する粉飾決算をした疑いを持たれ、99年に旧商法違反(違法配当)などの罪で起訴された。1、2審では有罪判決を受けたが、2008年の最高裁判決で逆転無罪が確定した。
Posted by court at 16:43
│裁判所